ある日、ファミマで雑誌を手に取る。
ブラック企業総まとめみたいな本だ。
実に悪趣味な想定でそそる。私はブラック企業については一家言持ち合わせている。
ふふっ。興味深い。どれ、どの程度のブラックなのか話してごらん?
世の中は深い。ブラック企業の闇はもっと深い。このような本に載るブラックなど口ほどにもない。所詮ヤツはブラック四天王の面汚しよ!
開いたら最初の会社が私が新卒で務めた会社でした( ´艸`)ウフ
2000年卒。戦後最悪の求職倍率(現在も記録更新中)の年に私は社会に出ました。
就職に有利な理系を苦学の上卒業し、リクルート活動に勤しんでみれば、どこもかしこも採用停止。まじかよ。いまでは珍しくもない求職難ですが、当時はニュースに連日取り上げられてた記憶。
とは言っても大学出たらいいトコ就職して当たり前、な空気も多分に残っていたので、手当たり次第にエントリーシート送ってました。当時はまだ履歴書と職務経歴書でしたが。
当時の特徴として、まだネットで会社の風評探せる文化でも無かったんですよ。まぁ情弱と言われても仕方ない会社に入ってしまいましたが。
『君は未来の社長だ!』
『若者よ、革命を起こせ!』
みたいな死亡フラグビンビンの会社説明会。私も『この会社、何かが違う!』と直感しましたね。ええ。
何かが違う、までは合ってたのですが、そこの会社選ぶか普通?というね(笑
別にさして後悔してるわけでもないですが、こうしてとっとと氷河期就活終わらせたかった私は、
キング オブ ブラックと言われるその会社の門を叩いたのでした。
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