寒いですね。
いやもう夏も間近、今日は30℃なんですが。
何が寒いかって労働環境の話です。
私はいわゆる氷河期世代ど真ん中です。
失われた世代、ロスジェネ、ニート世代、いろいろな呼び名はありますが、近代日本における最悪の世代といって差し支えないでしょう。ワンピース。
氷河期。
これは、バブルはじけて新卒の就職先が完全クローズしたがゆえの『就職氷河期』に所以します。
この就職氷河期というワード、1994年の流行語大賞です。なめくさりやがってますね。
思えばブラック企業なんでいう言葉も、それまではありませんでした。
稼いだ分だけしっかり還元される美しい国でした。
それが就職先がない弱みに付け込み、非正規採用、リストラの影に追われながら
タイムカードを切ったあとの無賃労働を余儀なくされる。いやなら辞めな代わりはいくらでもいるんだぜげへへ
現在の奴隷制度が出来上がったのはこの頃でしたね。
稼いだ分はしっかり経営者の懐に収まる憎いし苦痛でした。
もちろんそれから20年以上氷漬けだったもんですから、こっちもプロです。南極のマンモス超えです。
それなりに冷たい海を泳いできましたが、
昨今のニュースを見てると
『コロナ禍で内定率減』
『新卒支援を』
『氷河期を繰り返すな』
こんなの多いですよね。
氷河期世代完全スルーなんですよ。このところ。
今年の若者に耳目はあるわけです。
ああ、と悟りました。
氷河期世代は失われた世代から、忘れられた世代になったんだな。
人気ブログランキング
