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資格④ セルフ模試はお早めに。

前回、学習時間確保の記事だったので、本来はその時間を最大効率で回す方法を書く予定でしたが、診断士2次試験直前という事で先にこちらを書きます。迷走するしゃちくんは昨日接待でした。アルコール脳。

資格を取ろう!と思い立った時、まずやるべきなのが「セルフ模試」です。本来は学習を始める時にやるべきです。直近の過去問を使って、本番と同じタイムテーブルで行います。一人暮らしなら自宅でも可ですが、私は社畜の特権を活かして土日の会社の会議室を借りてやったりしました。会社はぼくの書斎です(照

もちろん学習前のテストなので結果はボロクソハネムーンです。誰とどこに行くのかもわかりません。それでいいのです。まずは効果を列挙します。

①これから学ぶ資格のゴール(全体像)を知る。                                                       ②今の自分のスタート(基礎知識)を把握する。                                       ③力を入れる所が分かる(勝ち科目、捨て科目)
④時間割を掴んで置く事で、じっくり知識を蓄える試験なのか、スピード勝負の70点主義なのかがわかる。                                                      ⑤体力配分が掴める。                                                    ⑥お昼ご飯の重要性がわかる。                                                                   ⑦休憩時間の使い方がわかる。(ブドウ糖補給、ストレッチ、ファイナルペーパーの枚数)                                                ⑧飲み物の頻尿効果                                                                 

順番にいきましょう。特に2次試験直前のみなさんは④~⑧ご参考ください。

① これから学ぶ資格のゴール(全体像)を知る。 
資格を志す以上、どんな資格であるかは概ね掴んでいると思います。簿記なら会計仕訳ですし、FPなら個人の                   お金回りです。しかし実際のテスト内容は全くイメージ変わります。FPの資産運用の基礎を学ぼうと思っていたら急に相続やら損害保険が出てきたりします。この自分には興味ない部分も学ばないとその資格は得られないのです。その意味でもまずはセルフ模試で全体像を見ておくのが大事なのです。

② 今の自分のスタート(基礎知識)を把握する。                                               昨今の初~中難度の試験はマークシートです。なので適当につけても25点くらい取れるはずです。その資格を志す以上、多少は興味あるでしょうから、40点くらいとれるかもしれません。ここがスタート地点です。合格点を60点とすれば、20点分の学習をすれば良いわけです。科目によって、得意な科目は20点積むのに10日間で済むかもしれません。苦手科目は30日間かかるかもしれません。まずはセルフ模試で、どの科目が負担重いのか、がわかります。ヤバ科目(苦手過ぎて足切りラインも覚悟の科目)は連休を使ってじっくり挑むなどの作戦も立てられます。

③力を入れる所が分かる(勝ち科目、捨て科目)
多少②と重複しますが、どの科目で点数を取るのか、どの科目は捨てる(足切りラインギリで良しとする)のかがわかります。診断士試験で言うと、私は生産管理に自身があったので、ここで稼ごうと決めました。逆に事例Ⅳ(2次の財務)で絶望しマジムリりすかしよ、となったのでここは足切り回避を狙おうと決めた次第です。

④時間割を掴んで置く事で、じっくり知識を蓄える試験なのか、スピード勝負の70点主義なのかがわかる。  
「全然じっくり考えてる時間ないじゃないか!」これは診断士2次試験の模試を受けなかった、あるいは早い時期にセルフ模試をしなかった人が叫びがちな悲鳴です。受験直前期になると、もはや直近の過去問は暗記寸前までしゃぶり尽くしている事でしょう。この暗記過去問を使って模試を行ってしまうと、読解に時間を掛けずにスラスラ進んでしまいます。普通に考えれば何度も使った問題で模試など意味のない事なのですが、診断士2次試験は回答が明かされない性質上、何度も繰り返し使用する中で起きてしまいがちな事故です。これを防ぐため、理想としては直近3年間の過去問のどれかは手つかずでとっておくべきなのですが、時すでに遅しな方も多いでしょう。この場合にはさらに過去の問題を入手するか、民間スクールの模試を受けて時間割を掴みましょう。

⑤体力配分が掴める。
診断士2次試験は80分×4科目の長丁場です。休憩も含めて丸一日の勝負です。そしてひたすらに文字を書き続ける事に、わたしたちPCスマホ世代の手指は慣れていません。事例Ⅲあたりから指の感覚がおかしくなってきます。もちろん、思考力も奪われてきます。この為のブドウ糖補給と、指ストレッチですが、まずはどの時間帯でどのくらい疲労が溜まってくるのが掴んでおくのが重要です。栄養ドリンク投入もアリですが、人によっては興奮効果で計算ミスが増えると言う方もいらっしゃいます。(私です)
これを予め掴んでおくことが、ベストコンディションでの受験を成功させます。

⑥お昼ご飯の重要性がわかる。
合否を分けるランチです。 長めの昼休憩に油断して、普通に1人前を食べてはなりません。眠気で午後の科目がやられます。私は研究の末、小さ目の菓子パン一個と野菜ジュース、プロテインバーで決着しました。これは生もの、おなかを壊すリスクのあるものは極力排除する目的です。昼休憩に外に食べに行く人は少なく、買いに行く時間ももったいないです。となると朝に買い込んでおいて食べる事になるでしょう。もし食材が痛んでおなかを下してしまったら受験パフォーマンスダダ下がりです。ここは何度か試して、眠気が来ず頭が冴える、しかし空腹も抑えられる食べ合わせを探しておきましょう。

⑦休憩時間の使い方がわかる。(ブドウ糖補給、ストレッチ、ファイナルペーパーの枚数)
テストの合間の休憩時間です。間違っても終わった科目の「うわーあれ合ってたかな?気になる!テキスト読みかえそっと!」などしてはいけません。どんなに足掻いても終わった試験の点数はあがりません。ここは瞬時に切り替えて次の科目に集中せねばなりません。受験当日は朝食も昼食も軽めでしょう。休憩時間に補給するのも大切です。私はこちらも研究の末、ブドウ糖ラムネと井村屋のえいようかんを持参しました。空腹が紛れてブドウ糖が脳の疲労を直撃解消してくれます。そしてベランダに出てストレッチする頃にはトイレが空いてきます。用を足したら次の科目のファイナルペーパーを見て、最後の5分は瞑想です。開始とともに名前と受験番号を書き、問題用紙のホチキスをシャーペンで外し、、、と心を静めながら時を待ちます。休憩時間の使い方もセルフ模試の時にルーティン作っておきましょう。 

⑧飲み物の頻尿効果
最後に長時間試験の最大の敵、尿意です。
試験勉強と言えばカフェインです。私も完全にカフェ廚です。
しかし一般的にカフェインを含む飲み物は、頻尿効果もあります。80分の試験の中で思わずガブガブ飲んでると、尿意に悩まされる事になります。ここはドリンクの種類と飲むタイミング、量によって、自分の尿意の仕組みをしっかりと掴んでおくことが重要になります。私は色々試した結果、麦茶とコーヒー二刀流で行きました。喉の渇きは麦茶で癒し、設問こなすごとに気分転換でコーヒーを半口。これで試験終了まで尿意は来ませんでした。

以上です。我ながら長ぇ!!しかしセルフ模試の重要性はご理解頂けたかと思います。当日、ベストコンディションを作るのはまぐれではありません。緻密な準備と自分の体との対話です。ここまで積み上げた実力を発揮しる為にも、「セルフ模試」ぜひやってみてくださいね!


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しゃちくん
23年間の会社員生活にピリオド! ビジネスマン人生の後半は起業戦士として生きていきます!